01/21/2018

久しぶりの古書

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1月21日日曜日。

ようやくほしかった『岩本素白全集』全3巻を入手。石神井書林より。まだ寒い日々の楽しみにしよう。月報、見本ともに揃い。本体はしぶい薄茶色のクロス装でとても好ましい。前に買ったのがいつか忘れてしまうくらい久しぶりの古書。

将来、無人島にすむ可能性はゼロだけど、もし nursing home に行くことになれば(できるだけ自分で暮らしたいけど病気になればわからない…)、岩本素白は持って行きたい本のひとつ。ほかに野呂邦暢、森茉莉、山田風太郎、川本三郎、正岡子規、久生十蘭…あとなにかなあ、おかしみや哀しみ、よろこびのあるもの。カルヴィーノやチャペック。詩は今日の気分なら辻征夫と高祖保。そうそう、福原麟太郎や加藤一雄も入れなくちゃ。そうするとラムもいる。お隣に保育園があるようなところなら、なおうれしい。たまに幼い子と遊べるかもしれない。そうすると絵本や童話もいる。お話の本はムーミン。絵本は福音館の古いのならなんでも。画集は軽いものを少し。哲学書を忘れていた。鶴見さんの本とマルクス・アウレリウス。部屋で映画は観たいと思う。『ミツバチのささやき』や『バンデッド』。大きくうつせる白い壁があるなら、ヘルツォークは観たい。…ああこうして、貴重な日曜日の午前中を使い果たしてしまった…。

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01/19/2018

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きょうのきれいな青空。

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01/18/2018

明るい朝

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1/18/2018 木曜日 晴れてあたたかい

またまた気まぐれ……。

若竹千佐子さんの『おらおらでひとりいぐも』をKindleで読みはじめた。すこし年上で先輩のようでもあるし、インタビューでのズッコケぶりもかわいかったし、いい感じに思っている。しかしKindleって人にもあげられない。独り占めじゃああかんよね。あー本で買えばよかった。

***

朝から読んでいた『おらおらでひとりいぐも』を読み終えた。Kindleで読む薄っぺらさとさみしさを吹っ飛ばして、あっという間に。いやあよかった。すごいおばあさんだ。哲学するおばあさん。そして明るい。底が。底の底が。いいものを読んだなあ。

結局、honto で紙の本を買った。まあいいや。生きている作家にすこしでも、この共感が届くなら。

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09/01/2017

ある視点

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おひさしぶりです。
気まぐれにちょっと書いています。

6月28日に母がなくなり、こんなこともする時間ができたからでしょうか……。去年の春、父がなくなり、1年後に母がいきました。両親ともにいってしまって、死者というものがより身近な存在になりました。

わたしの部屋の本棚にある本の作者は、そのほとんどが死んだひとびとです。観る映画の監督も、多くがなくなっています。わたしはこれまでもよく、死んだひとと対話してきたのかもしれません。そうすることにはなじみがあるのかも。父や母ともよく話をします。というと、なんだかオカルトみたいに聞こえるかもしれないけれど、今日みたいに高くなった空をみあげて話しかけると、答えてくれるような気がするのです。妄想? かもしれないし、たぶん自分でつくりあげたイメージが鮮明な画像や音を伴っているように感じるだけでしょう。でも、それは楽しいものです。

テジュ・コールというナイジェリア系アメリカ人の、『オープン・シティ』という小説を読んでいます。目の前にみえる風景に死者を重ねてみる視点をもった作家と思いました。

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12/06/2015

12月

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 ぼちぼちやってます。

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10/23/2015

コッコ・ギャラリー2015

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 間際になってすみません! こんなのやります。
 よかったらいらしてください。

 わたしは元気にしています!

2015年10月25日(日)
コッコ・ギャラリー LIEF is ART

会場/小門光男木彫記念館
日時/2015年10月25日(日)10時〜16:30
入場無料(*ワークショップは有料です)

●意味のないことを楽しむワークショップ
 「草」10:30〜12:00 小泉摂
 「木」12:00〜13:30 コッコ・アトリエ
 「紙」13:30〜15:00 川端祥夫

●作品
 コッコ・アトリエ
 内海仁美
 そうげんブロカント
 藤平三穂

●うたいましょう
 15:30〜16:30 筒井公子

●のみもの たべもの
 キャロルの呈茶
 奥田賢子のスイーツ
 Chuck’s Cafe and Bar
 grill & cafe 猫町 サンドイッチ ケーキ

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10/22/2015

最近読んでた本、少し

メモに過ぎませんが…。

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猫さん。最近、寝てばかりです。もうすぐ13歳。

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08/21/2015

カズオ・イシグロ

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 眼科へ。そうとうわるくなっているだろうと思って行った定期検診で、変わりはないですよ、と言われて、ほっとした。眼鏡がないとふつうに歩けない。くわえて最近、まぶしさが尋常でなく、頭も痛い。
 予約して1時間半待ち、3分診療。薬が変わった。眼に潤いがもどるのだという新しい薬。本が読めるのであればそれでいいのだ。
 待ち時間のあいだに、カズオ・イシグロの白熱教室の録画を聞いていた(iPhoneで)。すぐれた詩や小説はある大きな真実のメタファーである。作家の言いたいことは、その表面にではなく、もっと深いところにある。それを読者は気づいてくれるだろうか。
 作家はある体験をする。その体験からなにかを感じる。その心情を、わかちあう。小説はとはそういうものだ。カズオ・イシグロは、自身が読者であるとき、作家に対して、あなたが感じたかことを、こんなふうにわたしに感じさせてくれてありがとうと感謝すると言った。そのことばはとても気持ちのいいものだった。

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08/18/2015

夏の盛り

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 雨のあと、山沿いの道にひぐらしの鳴き声が降りしきる。
 涼しい夜、何年かぶりに、高台の家から送り火をゆっくりと眺めた。空気は澄んで、いつの年よりもうつくしくみえた。
 今年はいろいろな意味で送り火が目にしみる。時代の空気の変わったこと。身近に高齢で病身の家族がいること。向こうの世界に行ったひとびとが、夏の盛りにこの世界にもどってくるということが、ことさらリアルに感じられる。どうぞ、また会いましょうと、山に灯ったたくさんの篝火を眺めながら思った。

 読了した本や映画のことなど(*は未だ途中。全部は書き切れていない)
 今は渡辺一夫『敗戦日記』を読んでいる。日記を更新したのは、これの影響あり。

6月(つづき)
『失われた兵士たち 戦争文学試論』野呂邦暢 文春学藝ライブラリー(6/28 読了)

7月
『流れに抗して』鶴見俊輔 編集グループSURE(*)
『昭和時代年表』中村政則編著 岩波ジュニア新書(7/5読了)
『小さなユリと』黒田三郎 夏葉社(7/8読了)
『社会を変えるには』小熊英二 講談社現代新書(7/22読了)
『おとなになるってどんなこと?』吉本ばなな ちくまプリマー新書(7/21読了)
『右傾化する日本政治』中野晃一 岩波新書(7/27読了)
『インヒアレント・ヴァイス』【映画】ポール・トーマス・アンダーソン監督(京都みなみ会館 7/29)かなり好きだった。

8月
『野火』【映画】塚本晋也監督(京都シネマ 8/8)ほとんど眼をとじていました・・
『「歴史認識」とは何か 対立の構図を超えて』大沼保昭・聞き手 江川紹子 中公新書(8/9読了)
『日本のいちばん長い日』【映画】岡本喜八・監督1967(BSプレミアム 8/15)大皮肉。ユーモアともとれる。見るべき。

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06/22/2015

市場のまえで本を売る

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 先週、母は退院し、父のいる施設にもどった。つかの間の平安の、ここ1週間。いつまた呼び出されるかわからないけれど……。

 思えば年明け以来、ずっと忙しかった。出産、看病、育児、介護……どれも自然に起こることばかりだ。出産も介護も、当人だけでは何もできない。つくづく、人はひとりでは生まれることも死ぬこともできないのだなあと思う。
 若いひとと、老人の中間である自分が、助ける人として必要とされ、目の前にはすることが山と積まれた。睡眠不足で体はきつかったけれども、意外なほど気分は波立たなかった。ひととして、必要な仕事なのだと思えたから。
 ただ、最近の母の病気に関しては、治療法や病院の選定、介護のあり方など、患者側が考えなければいけないことが多すぎ、戸惑った。いろいろな選択肢があったり、またなかったり。お医者さん任せにはぜんぜんできない。でも、退院した老人を自宅に迎え入れることに比べたら、こんなのは苦労にうちにも入らないだろう。介護は、うちにいる女性に圧倒的に大きな負担がかかる。ほんとうに、老いというものはたいへんなことになっている。

高齢化が進みすぎた、ということも耳にする。でも、治したい病気があり、改善したい生活があり、それが叶えられてきた結果、とも言えるのではないだろうか。

 その間、自分の部屋の机に向かうことはおろか、ノートパソコンを開くこともできなかった。ふと気づくと、時間をかけて読書に集中することができなくなっていた。移動中の電車の中や、待合室、子どもや老人が寝ているあいだなど、すきまの時間をみつけては、なんとか本を読み続けていたけれども、文章にまとめたり、メモ程度のことでも書いたりは、できなかった。それでも、何かは残るだろうと思って読んだ。というか、少しだけでも読まないではいられなかった。

 今日は半年ぶりくらいで、ゆっくりここに向かっているけれど、どうも自分の文章がどこにいったのかわからない感じで書いている。これはわたしの老いなのだろうか。と思うとちょっと情けない。

 宇田智子さんの『本屋になりたい この島で本を売る』ちくまプリマー新書を読んだ。沖縄の市場のとなりで小さな古本屋さんを開いている宇田さん。そうか、沖縄って県産の本が多いのだなあ。買う人も、地元の人か、そこにやってきた人。地産地消で本を売る。そんなことができるのだなあ。沖縄について、いろんなことを考えることが多いけれど、いちばん希望をもてる内容だった。

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